雪の日の赤ちゃん・子供の服装と雪遊び
雪の日は、寒さに加えて、濡れる・滑る・雪で遊ぶといった、ふだんの冬の日とは違うことが重なります。きょうなに着せる?の服装提案は日中(10〜16時)のおでかけを基準にしていて、雪そのものは判定に使っていません。このページでは、雪の日に当サイトの提案をどう読むかと、その日の提案に足して考えたい服装・持ち物・注意を、札幌市の子育て情報や気象庁・消費者庁、米国とカナダの小児科学会などの情報をもとにまとめました。その日の服装はお住まいの地域の今日の提案で確かめられます。
雪の日の当サイトの提案と注意の読み方
当サイトは、気温だけでなく風も入れた体感温度で服装の表を選びます。気温が低い日は風速1m/sごとに体感温度が約1℃下がる計算です。暖かい日は風の影響を小さく見積もり、風速8m/s以上は一定として扱います。雪の日の多くは体感温度5℃未満の気温0℃前後の表になり、ときに気温5℃前後の表になります。これらの表には、スノーウェアや長靴、撥水性の手袋といった品目は出てきません。雪の日は、その日の提案の組み合わせに、このページで紹介する雪の日の分を足して考えてください(当サイトの編集上の目安です)。
気象庁の降水確率は、降水量にして1mm以上の雨または雪が降る確率です。そのため雪の予報の日も、時間帯の降水確率が50%以上なら「雨具(レインカバー・レインコート)と着替えの準備を」、30〜49%なら「折りたたみの雨具があると安心」という注意が出ます。雪の日は、着替えや撥水性の小物を用意する合図として読んでください。雨具の考え方は雨の日の送り迎え・おでかけの服装で紹介しています。最大風速が8m/s以上の時間帯には「時間帯により風が強め」、体感温度15℃未満で北寄りの風が4m/s以上の日には「冷たい北風が吹きます」という注意も出ます。吹雪の日は風で体感温度が下がるので、風が強い日の服装もあわせてご覧ください。
体感温度5℃未満の日は、0〜5か月に原則として「長時間の外出は避け、室温調整を優先」という注意を表示します。ただし注意は一度に3件までなので、雨具や風の注意が重なる雪の日には表示しきれないことがあります。天気は「雪」「大雪」「風雪強い」「暴風雪」などと表示し、地域のページの上部には、気象庁の警報・注意報のうち服装やおでかけに関わるもの(警報はすべての種類、注意報は大雪・風雪・強風・雷・低温)を、重いものから最大3件まで表示します(着雪・なだれ・融雪などの注意報は表示しません)。気象庁によると、大雪注意報・警報は降雪や積雪による住家等の被害や交通障害などのおそれがあるとき、暴風雪警報は雪を伴う暴風により重大な災害のおそれがあるとき、風雪注意報は雪を伴う強風に加え、雪が舞って視界が遮られることによる災害のおそれがあるときに発表されます。
雪の日に赤ちゃん・子供と出かけるかどうか
札幌市(中央区)の子育て情報は、雪の降る日に赤ちゃんを外に出してよいか、何℃まで大丈夫かという問いに、吹雪の日や大人が外出を控えるほど冷え込んでいる日以外は大丈夫だと答えていて、何℃という数字は示していません。暴風雪のときは外に出ないのがいちばん安全だと札幌管区気象台などの小学生向けの資料はしていて、カナダ小児科学会も、吹雪のような荒天の日は子どもだけで外に出さないよう呼びかけています。
雪の当日だけでなく、そのあとも気をつけたい日が続きます。東京消防庁は、降雪後の数日間は事故が多いので特に注意を払うよう呼びかけていて、時間帯では午前7時・8時台の救急搬送が多いとしています。首相官邸の防災のページも、雪の少ない地域でも積雪・凍結による転倒が多く起きているとしています。
服装の基本 — 家の中の服にコートやスノーウェアを足す
札幌市の子育て情報は、冬に外へ出るときは室内の服に冬用コートやスノーウェアをプラスし、ネックウォーマー、耳の隠れる帽子、手袋、足首が隠れる長さの靴下、レッグウォーマーなどを、気温や行動(雪遊びか買い物か)に応じて選ぶ、という考え方を示しています。同じ資料の図では、外にいる時間が長いときはつなぎの防寒着(バギーオール)、車で買い物に行くときは上だけのコートと使い分けています。
米国小児科学会は、薄手の服を何枚か重ねると乾いた状態で暖かく保てるとし、暖かいブーツ・手袋かミトン・帽子を挙げています。カナダ小児科学会は、脱ぎ着しやすい重ね方を勧め、着せすぎると汗をかいて、遊びをやめたときに冷えることがあるとしています。札幌市の資料も、子どもの手足が冷たくても汗をかいていないかを見るよう呼びかけています。
暑すぎ・寒すぎは、手足ではなく胸や首の後ろで確かめます(英国のNHS・The Lullaby Trust)。手足や耳・鼻は、冷えを確かめる場所ではなく、しもやけや凍傷が起きやすい場所として、濡らさず覆っておきたいところです。建物や暖かい車に入ったら帽子や余分な服はすぐに脱がせるよう、NHSは新生児向けの解説で案内しています。カナダ小児科学会は、赤ちゃんは年長の子のように体の熱を作れず、寒いと伝えられないので、より気をつけて暖かく包むようにとし、乳児と幼児はあまり動かず寒いと言えないため凍傷になりやすいとしています。
月齢別のポイント
0〜2か月
雪の日のおでかけは、雪遊びではなく抱っこやベビーカーでの移動が中心です。体感温度5℃未満の表は、短肌着とコンビ肌着に厚手カバーオール、ダウンなどの厚手アウター、帽子・靴下・ブランケットです。札幌市の資料の図には、抱っこならケープ、ベビーカーならブランケットやフットマフを上から掛ける例が描かれています。 0〜2か月の服装ガイド
3〜5か月
体感温度5℃未満の表は、長袖ボディ肌着・厚手ロンパース・厚手アウターに帽子・靴下・手袋・ブランケットです。0〜2か月と同じく、この表の日は「長時間の外出は避け、室温調整を優先」の注意の対象です。札幌市の資料には、窓を開けて雪を見てみるといった、外に出なくてもできる楽しみ方も紹介されています。 3〜5か月の服装ガイド
6〜11か月
体感温度5℃未満の表は、長袖ボディ肌着・トレーナー・裏起毛ズボン・厚手アウターに帽子・手袋・靴下・ブランケットです。札幌市の資料には、家の中で冷たい雪にさわってみる例があります。外で雪に触れるなら、撥水性の高い素材で手首が長めの手袋、厚地で長めの靴下、耳の隠れる帽子を同じ資料は挙げています。 6〜11か月の服装ガイド
1〜3歳(12〜23か月・2〜3歳)
体感温度5℃未満の表は、長袖肌着・トレーナーにベスト・裏起毛ズボン・厚手アウターに帽子・手袋・ネックウォーマーです。歩いて雪遊びをするなら、上下がつながって着脱しやすいスノーウェアや、防寒長靴と靴カバー(札幌市)を足して考えます。ソリは、米国小児科学会は12歳未満なら常に大人が見守るよう勧めていて、カナダ小児科学会は5歳未満は一人で斜面を滑らせないようにとしています。 1〜2歳の服装ガイド・2〜3歳の服装ガイド
4〜6歳
体感温度5℃未満の表は、長袖肌着・トレーナー・裏起毛ズボン・厚手アウターに手袋・ネックウォーマー・帽子です。自分で寒いと言える年齢でも、楽しいと寒くなっていても屋内に戻りたがらないことがあると米国小児科学会はしていて、ソリは12歳未満なら常に大人が見守るよう勧めています。 4〜6歳の服装ガイド
ベビーカーと抱っこ紐、雪道の歩き方
札幌市の子育て情報は、雪道によってはベビーカーの操作が難しいとして、雪の日は抱っこ中心と紹介しています。同じ資料の図には、ベビーカーのときはブランケットやフットマフを、抱っこのときはケープを、上から掛ける例が描かれています。服装の考え方はベビーカーでおでかけする日の服装と抱っこ紐のときの服装でも紹介しています。
抱っこで雪道を歩くときは、靴の裏全体をつけて重心をやや前に、小さな歩幅でそろそろと、急がず時間に余裕をもって歩く、というのが札幌市の資料の歩き方です。圧雪の地面、溶けかかった氷の上、横断歩道の白い部分は特に滑りやすく、建物に入った直後も靴底に付いた雪で滑ります。大人の靴は滑りにくいものを、と札幌市の資料や東京消防庁は呼びかけています。
頭上にも気をつけます。消費者庁には、子どもを抱っこして歩いているときに上から硬い雪が落ちてきて、赤ちゃんの額に当たった事例が寄せられています。防災科学技術研究所は、気温が上がったときや雨が降ったときは屋根の雪が崩れやすく、落雪の危険が高まるとしています。つららや屋根の軒下には近づかないようにしてください。
雪の日・雪の翌日の送り迎え
送り迎えは、時間に余裕を持って出かけます。東京消防庁も、急いで歩きがちな通勤・通学の時間帯は、あらかじめ時間に余裕を持って行動することが必要だとしています。消費者庁には、雪が降った翌日に、子どもを乗せた自転車が日陰で凍っていた横断歩道の白い部分で滑って転んだ事例も寄せられています。送り迎えの服装は保育園・幼稚園の送り迎えの服装で紹介しています。
雪遊びの服装と、遊ぶときの注意
雪遊びは何か月から・何歳からという目安を示した公的機関や学会の資料は見当たりません。札幌市の子育て情報は、窓を開けて雪を見る、家の中で冷たい雪にさわってみる、といったところから、雪山やソリまで、親子で楽しむ例を挙げています。同じ資料が挙げる、赤ちゃんの雪遊びを暖かくするポイントは次のとおりです。
- 耳の隠れる帽子
- ナイロンなど撥水性の高い素材で、手首が長めの手袋
- 厚地で長めの靴下
- 上下がつながっていて着脱しやすいスノーウェア
子どもの靴は、おでかけにはスノーブーツ、雪遊びには冬用の防寒長靴に靴カバーを付けると中に雪が入らず暖かい、と札幌市の資料は紹介しています。カナダ小児科学会は、靴下をもう1枚はけて指を動かせる余裕のある、暖かい防水のブーツを勧めています。手袋は指をまとめて温められるミトンを同学会は勧めていて、小さい子には、首元はマフラーよりネックウォーマーに、ミトンはひもではなくクリップで留め、服のひもは外すよう、窒息や引っかかりを防ぐために呼びかけています。当サイトの表でも、体感温度5℃未満の日の1歳以上の小物には、マフラーではなくネックウォーマーが入っています。
濡れた服や手袋・靴は、すぐに替えます(米国小児科学会・カナダ小児科学会)。英国のNHSは、濡れた服のまま冷えることを低体温の原因の一つに挙げていて、米国小児科学会は、低体温は子どものほうが大人より早く起こりうるとしています。着替えは多めに持っていくと安心です。
米国小児科学会は、子どもは体が小さいぶん大人より早く体の熱を失い、楽しいと寒くなっていても戻ってこないことがあるとして、外遊びの時間に無理のない区切りをつけ、定期的に屋内で温まれるようにと勧めています。カナダ小児科学会も、小さい子は定期的に休憩して、屋内で温かい飲み物をとるようにとしています。何分までという目安を示した資料は見当たりません。
ソリ・雪山・かまくら
ソリは、米国小児科学会が12歳未満は常に大人が見守るようにとし、カナダ小児科学会は5歳未満は一人で斜面を滑らせないようにとしています。頭から腹ばいで滑らず、足から、または座って乗り(カナダ小児科学会は座るか膝をついて)、木や柵などの障害物がなく、氷ではなく雪に覆われた緩い斜面を選ぶよう、米国小児科学会は勧めています。消費者庁には、雪山でソリ滑りをしていてそのまま滑走し、金属製の柵に頭をぶつけた3歳の子の事例が寄せられています。ヘルメットは、米国小児科学会はかぶることを検討するよう、カナダ小児科学会は自転車用ではなくスキー用かホッケー用をいつもかぶるよう勧めていて、ソリのヘルメットに触れた日本の資料は見当たりません。
かまくらや雪のトンネルは崩れると窒息のおそれがあるので、作るときは大人が見守ります(米国小児科学会・カナダ小児科学会)。道路わきの雪山は、除雪車や車から見えないので遊び場にしないよう、カナダ小児科学会は呼びかけています。帯広市は軒下で子どもを遊ばせないよう呼びかけていて、消費者庁は、除雪機のそばでは背の低い子どもが死角に入りやすいとして注意を促しています。
雪の照り返しと紫外線
気象庁によると、紫外線の反射率は草地やアスファルトで10%かそれ以下ですが、新雪では80%にも達します。環境省のマニュアルが紹介する世界保健機関(WHO)の資料でも、冬の紫外線は弱いものの、雪の反射で2倍近いばく露量になることがあるとされています。帽子や日傘は上からの紫外線には有効ですが、地面から反射してくる紫外線も忘れずに、と気象庁は呼びかけています。
当サイトの紫外線の注意は、上空から地上に向かう紫外線の強さを示すUV指数をもとに出しています。気象庁は、実際に浴びる紫外線の量には地面からの反射も加わることを考えに入れるよう呼びかけています。0〜11か月には日焼け止めに触れず、帽子・日よけ・日陰で直射日光を避けるよう案内しています(赤ちゃんの紫外線対策と日焼け止め)。
しもやけと冷えから手足を守る
常陸大宮市の広報(病院の皮膚科医の寄稿)は、しもやけは子どもに多く、冷たい外気に触れたあと、手足の指先・耳たぶ・頬・鼻などに出やすいとし、外出するときは手袋・耳当て・帽子などで冷気を避け、湿った靴下は取り替えるよう呼びかけています。日本医師会の子ども向けのページは、日頃から手足の冷たい子どもには寒くなったときにしもやけにならない配慮が必要だとし、体を鍛えるための薄着でも、それぞれの子どもに合った配慮を忘れないように、としています。
日進市健康課の情報は、寒い時期の外出時には足先を温めるために靴下をはかせる一方、適正な温度の室内では赤ちゃんに靴下は要らないとし、汗や水分で湿った靴下はそのままにしないよう呼びかけています。凍傷は指・つま先・耳・鼻に起きやすいと米国小児科学会はしていて、カナダ小児科学会は、凍傷を防ぐために耳はいつも覆っておくよう勧めています。症状が気になるときは、かかりつけ医に相談してください。
車で出かける雪の日
チャイルドシートでは、冬のコートやスノースーツなどのかさばる服をハーネスの下に着せないよう、米国小児科学会は注意しています。詳しくはチャイルドシート・車移動の服装で紹介しています。
車が雪に埋まると、マフラー(排気管)が雪でふさがれ、排気ガスが車内に入って一酸化炭素中毒になるおそれがあります。JAFは、マフラーの周りを定期的に除雪することと、雪が降っているときはできるだけエンジンを切ることを勧めています。伊勢原市は、冬であっても低体温症や、積雪時に排気ガスが車内に逆流しての一酸化炭素中毒のおそれがあるとして、季節や時間に関係なく子どもを車内に置いてその場を離れないよう呼びかけています。
出典
- 札幌市(中央区)「さっぽろの冬の過ごし方」(札幌市子育てサイト)
- 札幌市中央区子育て支援係「さっぽろの冬の過ごし方 ①子どものいる生活の巻」(PDF)
- 札幌市中央区子育て支援係「さっぽろの冬の過ごし方 ②お出かけのときは…滑る道に注意!の巻」(PDF)
- 札幌市中央区子育て支援係「さっぽろの冬の過ごし方 ③赤ちゃんからの雪遊びの巻」(PDF)
- 気象庁「予報の名称」(降水確率)
- 気象庁「気象警報・注意報の種類」
- 札幌管区気象台・国土交通省北海道開発局ほか「楽しい雪とあばれる雪 暴風雪は危険がいっぱい!」(小学生向けリーフレット、PDF)
- 東京消防庁「積雪や凍結路面に係る救急事故に注意しよう」
- 首相官邸「雪害では、どのような災害が起こるのか」
- 消費者庁「雪や凍結路面が関係する事故―データと事例」(PDF)
- 防災科学技術研究所 雪氷防災研究センター「屋根雪事故を防ぐための注意点」
- 帯広市「沿道建物等からの落氷雪事故防止について」
- 消費者庁「Vol.673 除雪機は正しく使用して、冬を乗り切りましょう!」
- 米国小児科学会 HealthyChildren.org「Playing Outside in Winter: Tips to Keep Kids Warm & Safe」
- 米国小児科学会 HealthyChildren.org「Cold Weather Safety for Children」
- 米国小児科学会 HealthyChildren.org「Winter Car Seat Safety Tips」
- カナダ小児科学会 Caring for Kids「Winter safety: Advice for parents and kids」
- カナダ小児科学会 Caring for Kids「Frostbite」
- NHS(英国)「How to dress a newborn baby」
- NHS(英国)「Hypothermia」
- The Lullaby Trust(英国)「Cold weather」
- 気象庁「地表面の反射と紫外線」
- 環境省「紫外線環境保健マニュアル2020」
- 常陸大宮市「広報 常陸大宮」健康通信「しもやけ予防と対策」(PDF)
- 日本医師会「白クマ先生の子ども診療所」しもやけ・あかぎれの防止と治療
- 日進市健康課(情報提供)「靴下はく?はかない?【おうちケア】」(にっしん子育てナビ ふぁまっぷ)
- JAF クルマ何でも質問箱「雪で埋まった場合の一酸化炭素中毒の危険性とは?」
- 伊勢原市「子どもを車内に放置することは、児童虐待です。」
よくある質問
雪が降っている日に赤ちゃんと外出しても大丈夫?
札幌市(中央区)の子育て情報は、雪の降る日に赤ちゃんを外に出してよいかという問いに、吹雪の日や大人が外出を控えるほど冷え込んでいる日以外は大丈夫だと答えていて、何℃までという数字は示していません。暴風雪のときは外に出ないのがいちばん安全だと、札幌管区気象台などの資料はしています。当サイトは体感温度5℃未満の日に、0〜5か月には原則として「長時間の外出は避け、室温調整を優先」と表示します(ほかの注意が重なる日は表示しきれないことがあります)。
雪の日はベビーカーと抱っこ紐のどちらがいい?
札幌市(中央区)の子育て情報は、雪道によってはベビーカーの操作が難しいとして、雪の日は抱っこ中心としています。同じ資料の図では、ベビーカーならブランケットやフットマフを、抱っこならケープを上から掛けています。抱っこで歩くときは、靴の裏全体をつけて小さな歩幅で歩き、横断歩道の白い部分や溶けかかった氷に気をつけるよう、札幌市の資料は紹介しています。抱っこ中の赤ちゃんに屋根の雪が当たった事例も消費者庁に寄せられているので、頭上の落雪やつららにも注意が必要です。
赤ちゃんの雪遊びは何か月から、何を着せればいい?
何か月からという目安を示した公的機関・学会の資料は見当たりません。札幌市(中央区)の子育て情報は、窓を開けて雪を見る、家の中で冷たい雪にさわってみる、といったところから親子で楽しむ例を挙げていて、服は耳の隠れる帽子、撥水性の高い素材で手首が長めの手袋、厚地で長めの靴下、上下がつながった着脱しやすいスノーウェアを挙げています。当サイトの表にスノーウェアは出てこないので、その日の提案に足して考えてください。
子供の雪遊びは何分くらいで切り上げればいい?
何分までという目安を示した資料は見当たりません。米国小児科学会は、子どもは体が小さいぶん大人より早く体の熱を失い、楽しいと寒くなっていても戻ってこないことがあるとして、外遊びの時間に無理のない区切りをつけ、定期的に屋内で温まれるようにと勧めています。カナダ小児科学会も、小さい子は定期的に休憩して、屋内で温かい飲み物をとるようにとしています。濡れた服や手袋はすぐに替えてください。
雪遊びの手袋や首元は何を選べばいい?
札幌市(中央区)の子育て情報は、手袋はナイロンなど撥水性の高い素材で、手首が長めのものを勧めています。カナダ小児科学会は、指をまとめて温められるミトンを勧め、小さい子にはマフラーよりネックウォーマーを、ミトンはひもではなくクリップで留めるよう、窒息を防ぐために呼びかけています。当サイトの表でも、体感温度5℃未満の日の1歳以上の小物には、マフラーではなくネックウォーマーが入っています。
雪の予報の日に「雨具」の注意が出るのはなぜ?
気象庁の降水確率は、降水量にして1mm以上の雨または雪が降る確率なので、雪の予報の日にも上がります。当サイトは雪そのものを判定に使っておらず、時間帯の降水確率が50%以上なら「雨具(レインカバー・レインコート)と着替えの準備を」、30〜49%なら「折りたたみの雨具があると安心」と表示します。雪の日は、着替えや撥水性の手袋、雪用の靴、スノーウェアなどを用意する合図として読むと使いやすくなります。
本記事は医療監修を受けたものではなく、公的機関・学会などが公開している情報と当サイトの提案表の紹介です。お子さまの体調や個別の事情については、かかりつけ医の指示を優先してください。