気温0℃前後の赤ちゃん・子供の服装目安

このページの表は、日中(10〜16時)の体感温度が5℃未満の日の服装の目安で、氷点下の日も同じ表を使います。気象庁の平年値では、日最高気温がこの範囲に入るのは札幌の12〜3月や長野の1月などに限られますが、日最低気温は那覇を除く多くの地点で冬のあいだこの範囲に入ります。北日本や内陸の冬の日中と、多くの地域の冬の朝の目安として読んでください。なお気象庁の用語では、最低気温が0℃未満の日を「冬日」、最高気温が0℃未満の日を「真冬日」と呼びます。

月齢別の服装早見表

月齢体感温度目安(無風時)肌着トップスボトムスアウター持ち物・小物
0〜2か月0℃短肌着+コンビ肌着厚手カバーオール-厚手アウター(ダウン等)帽子、靴下、ブランケット
3〜5か月0℃長袖ボディ肌着厚手ロンパース-厚手アウター帽子、靴下、手袋、ブランケット
6〜11か月0℃長袖ボディ肌着トレーナー裏起毛ズボン厚手アウター帽子、手袋、靴下、ブランケット
1〜2歳(12〜23か月)0℃長袖肌着トレーナー+ベスト裏起毛ズボン厚手アウター帽子、手袋、ネックウォーマー
2〜3歳0℃長袖肌着トレーナー+ベスト裏起毛ズボン厚手アウター帽子、手袋、ネックウォーマー
4〜6歳0℃長袖肌着トレーナー裏起毛ズボン厚手アウター手袋、ネックウォーマー、帽子

この表は、日中(10〜16時)の体感温度が5℃未満の日を想定した目安です(無風なら体感温度は気温と同じです)。氷点下の日も同じ表が目安で、風がある日は体感温度がさらに下がります。

同じ0℃でも体感は違う理由

当サイトの提案は、気温だけでなく風も入れた体感温度で表を選びます。気温が低い日は風速1m/sごとに体感温度が約1℃下がる計算です。暖かい日は風の影響を小さく見積もり、風速8m/s以上は一定として扱います。たとえば気温が7℃でも、風速3m/sなら体感温度は約4℃になり、この表が目安になります。体感温度が15℃未満で北寄りの風が4m/s以上吹く日には原則として「冷たい北風が吹きます。首元を覆えるものがあると安心です」、最大風速が8m/s以上になる時間帯には「時間帯により風が強め」という注意も表示します。

今日のお住まいの地域の天気にもとづいた体感ベースの提案もあわせて確認してみてください。

月齢別のポイント

0〜2か月

短肌着とコンビ肌着の2枚に厚手カバーオール、その上にダウンなどの厚手アウターを重ね、帽子・靴下・ブランケットを添える、7ページでいちばん厚い組み合わせです。新生児期に大人より1枚多くという目安は、京都府の子育てQ&A、仙台市の保育所作成の資料、中津川市の育児資料と、英国NHSの新生児向けの解説(冬の日中)で共通しています。この範囲の日は0〜5か月に「長時間の外出は避け、室温調整を優先」という注意も原則として表示します。

3〜5か月

肌着は長袖のボディ肌着1枚になり、厚手ロンパースと厚手アウターに帽子・靴下・手袋を合わせます。京都府の子育てQ&Aは、手袋や靴下は室内では要らない一方、寒い日の外出時には使うようにとしています。大人との枚数の比べ方は出典と場面によって違います。京都府の子育てQ&Aは2か月以降は大人と同じ枚数といわれていると紹介し、仙台市の保育所作成の資料は4か月から大人より1枚少なめ、中津川市の育児資料は生後2か月ごろから大人と同じか1枚少ないくらいとしています。一方で米国小児科学会は冬の車移動の解説で乳児は大人より1枚多くを目安にし、オーストラリアの子育て情報サイト(Raising Children Network)も、寒い日には3〜12か月の赤ちゃんに大人と同じ枚数プラス1枚を挙げています。当サイトの提案文はこの月齢では大人との比較をせず、胸や首の後ろでの確かめ方を添えています。

6〜11か月

この月齢から上下が分かれ、長袖ボディ肌着にトレーナーと裏起毛ズボン、厚手アウター、帽子・手袋・靴下・ブランケットという組み合わせになります。米国小児科学会は寒い日の外遊びでは薄手の服を重ね、暖かい靴・手袋(ミトン)・帽子を忘れないようにとし、仙台市の保育所作成の資料も厚手を1枚着るより薄手の重ね着のほうが保温効果があるとしています。5℃のページでは手袋とブランケットが外れ、ズボンが厚手長ズボンに替わります。

1〜3歳(12〜23か月・2〜3歳)

トレーナーにベストを重ね、裏起毛ズボンと厚手アウター、帽子・手袋・ネックウォーマーまでそろえます。ベストとネックウォーマーが表に出るのは、この年齢ではこのページだけです。日本の自治体・保育所の育児資料では、この年齢は大人より1枚少なめとされることが多い(京都府の子育てQ&Aは6か月を過ぎたら1枚少なめといわれていると紹介、仙台市の保育所作成の資料は4か月から)一方、米国小児科学会は寒い日の屋外では幼い子どもにも大人より1枚多く着せるのを目安にしていて、見方が分かれます。当サイトの提案文は大人との比較をせず、汗ばんでいたら1枚脱がせる調整を添えています。表の中身は、寒い日の屋外に合わせた防寒の厚い組み合わせです。2〜3歳も同じ組み合わせで、自分で脱ぎ着しやすい服(前開き・ゆるめ)を添えて提案しています。

4〜6歳

1〜3歳との違いはベストがないことで、長袖肌着・トレーナー・裏起毛ズボン・厚手アウターに手袋・ネックウォーマー・帽子を合わせます。園で走り回る日は中の服をもう1枚薄くしてもよい、という一文も提案に添えています。帽子とネックウォーマーは、5℃のページでは表から外れます。

着せすぎ・着せなさすぎのチェックポイント

暑すぎ・寒すぎは手足ではなく、胸や首の後ろ・背中に触れて確かめます。英国のThe Lullaby TrustやNHSは、赤ちゃんの手足はいつも冷たく感じるもので、それは正常だとしています。汗ばんでいたりお腹が熱かったりすれば服を減らす合図です(NHS)。一方で米国小児科学会は、凍傷は指先・つま先・耳・鼻に起きやすいこと、低体温は子どものほうが大人より早く起こりうることを挙げ、重ね着と、定期的に屋内に入ることを勧めています。チャイルドシートでは、ハーネスの下に厚手のコートを着せないよう同学会は注意しています。

室内・寝るときは室温で考えます

外の気温が0℃前後の日も、室内の服装は外の気温ではなく室温で考えます。室内の出発点は、その日のおでかけの提案からアウターを除いた組み合わせ、というのが当サイトの編集上の目安です。寝る部屋の温度は出典によって目安が違い、NHSとThe Lullaby Trustは16〜20℃を挙げ、The Lullaby Trustは暖房を一晩中つける必要はめったになく、つけるなら20℃を超えないようにとしています。一方、こども家庭庁の母子健康手帳情報支援サイトは、新生児のいる部屋の温度はなるべく20℃以下にならないように、としています(寝るときに限った記述ではありません)。湯たんぽや電気毛布と一緒に寝かせないことは、NHSが明記しています。

室温の目安と出典ごとの考え方は、室内・寝るときの服装のページにまとめています。

この気温の日に読みたいガイド

月齢別の服装ガイドもあわせてチェック

気温だけでなく、お子さまの月齢によっても服装の目安は変わります。気になる月齢のページもあわせてご覧ください。

出典

よくある質問

気温0度・氷点下の日、赤ちゃんに何を着せる?

このページの表は日中の体感温度が5℃未満の日すべてに共通で、氷点下の日も同じです。0〜2か月は肌着2枚に厚手カバーオールとダウンなどの厚手アウター、3〜5か月は長袖ボディ肌着に厚手ロンパースと厚手アウターで、手袋も加わります。6か月以上は裏起毛ズボンと厚手アウターが基本で、手袋や帽子を合わせます。0〜5か月には原則として「長時間の外出は避け、室温調整を優先」の注意も表示します。

氷点下の日に赤ちゃんと散歩・外出してもいい?

外出してよいかどうかを気温で線引きした公的機関・学会の資料は見当たりません。米国小児科学会は、寒い日は重ね着をして定期的に屋内へ入ること、低体温は子どものほうが大人より早く起こりうることを挙げています。当サイトは体感温度5℃未満の日に0〜5か月へ、原則として「長時間の外出は避け、室温調整を優先」と表示しているので、出かけるなら時間を短めに区切るのがひとつの目安です。

真冬の外出、帽子・手袋・靴下は必要?

米国小児科学会は寒い日の外遊びでは暖かい靴・手袋(ミトン)・帽子を忘れないようにとし、京都府の子育てQ&Aも寒い日の外出時には手袋や靴下を使うようにとしています。京都府は室内では必要ないとも書いているので、外では着けて中では外す、と考えると整理しやすくなります。

頬や手が冷たくて赤くなっていたら、室内に戻ったほうがいい?

赤ちゃんの手足はいつも冷たく感じるもので、寒すぎないかは胸や背中・首の後ろで確かめるよう、英国のThe Lullaby TrustやNHSは案内しています。米国小児科学会は、凍傷は指先・つま先・耳・鼻に起きやすいとして、重ね着と定期的に屋内に入ることを勧めています。頬や手の赤みが気になるときは、屋内で体の温かさを確かめ、次の外出で帽子や手袋を見直すきっかけにしてください。

暖房の効いたお店や車に入ったら、上着は脱がせる?

英国のNHSは、屋内や暖かい車・バス・電車に入ったら、寝ていて起こすことになっても帽子と余分な服を脱がせるよう案内し、The Lullaby Trustも寝るときの注意として、室内や車内では帽子やフードを外すよう呼びかけています。チャイルドシートに乗せるときの上着の扱いは、チャイルドシート・車移動の服装のページで紹介しています。

一般的な目安です。医療監修を受けたものではなく、当サイトの提案表と、公的機関・学会などが公開している情報をもとにしています。お子さまの体調や体質、かかりつけ医の指示を優先して調整してください。