気温20℃前後の赤ちゃん・子供の服装目安
このページの表は、日中(10〜16時)の体感温度が20℃以上25℃未満の日の目安です。全月齢でトップスは長袖(0〜5か月は薄手の長袖)で、半袖のトップスは25℃のページからです。無風ならアウターはなく、0か月から3歳までは帽子を合わせます。「最高気温20度」の日の場合、最高気温は1日のピークの値なので、日中の体感温度はそれより低く、「春・秋」(体感温度15℃以上20℃未満。気温15℃前後の服装のページ)の服装になる日もあります。
月齢別の服装早見表
| 月齢 | 体感温度目安(無風時) | 肌着 | トップス | ボトムス | アウター | 持ち物・小物 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 0〜2か月 | 20℃ | 短肌着 | 薄手長袖カバーオール | - | - | 帽子 |
| 3〜5か月 | 20℃ | 半袖ボディ肌着 | 薄手長袖ロンパース | - | - | 帽子 |
| 6〜11か月 | 20℃ | 半袖ボディ肌着 | 長袖Tシャツ | 薄手長ズボン | - | 帽子 |
| 1〜2歳(12〜23か月) | 20℃ | 半袖肌着 | 長袖Tシャツ | 長ズボン | - | 帽子 |
| 2〜3歳 | 20℃ | 半袖肌着 | 長袖Tシャツ | 長ズボン | - | 帽子 |
| 4〜6歳 | 20℃ | 半袖肌着 | 長袖Tシャツ | 長ズボン | - | - |
この表は、日中(10〜16時)の体感温度が20℃以上25℃未満の日を想定した目安です(無風なら体感温度は気温と同じです)。風がある日は体感温度が下がりますが、その影響は気温が高いほど小さく見積もります。
同じ20℃でも体感は違う理由
当サイトの提案は、気温だけでなく風も入れた体感温度で表を選びます。気温が低い日は風速1m/sごとに体感温度が約1℃下がる計算です。暖かい日は風の影響を小さく見積もり、風速8m/s以上は一定として扱います。20℃台は、風の影響の見積もりが気温によって連続的に変わる唯一の範囲です。20℃ちょうどなら風速1m/sで体感19℃になり、「春・秋」(体感温度15℃以上20℃未満。気温15℃前後の服装のページ)の服装(1〜3歳は薄手カーディガン、4〜6歳は薄手パーカー)になります。22.5℃では風速4.3m/s以上で「春・秋」の服装になり、24℃では風速8m/sでも体感温度は20℃を下回りません。暖かくなるほど、風で表が変わりにくくなると考えてください。
今日のお住まいの地域の天気にもとづいた体感ベースの提案もあわせて確認してみてください。
月齢別のポイント
0〜2か月
短肌着に薄手の長袖カバーオールと帽子で、肌着が2枚から1枚になるのはこのページからです。米国小児科学会の新生児向けの着せ方の解説は華氏75度(約24℃)を境に、それより低い気温では数枚の重ね着、高い気温では1枚に減らしてよいとしていて(室内か屋外かは区別していません)、この範囲はちょうどその境目をまたぎます。
3〜5か月
肌着が半袖ボディ肌着になり、薄手の長袖ロンパースと帽子を合わせます。25℃のページではロンパースが半袖になるので、長袖と半袖の切り替えは体感25℃が目安です。環境省の紫外線環境保健マニュアルは、赤ちゃんとの外出では日差しの強い9時〜15時頃を避け、薄い長袖を着せて帽子やベビーカーの日よけを使うよう勧めています。
6〜11か月
半袖ボディ肌着に長袖Tシャツ、薄手の長ズボンと帽子です。15℃のページの靴下が外れ、帽子が加わります。日焼け止めの扱いはこの月齢で出典が分かれ、英国のNHSは6か月以上にSPF30以上の日焼け止めを勧める一方、環境省のマニュアルは乳児なら強い時間帯に外へ出さない・覆うなどの工夫をすれば日焼け止めを使わなくてもよいとしています。当サイトの紫外線の注意は、UV指数がわかる日は、この月齢では日焼け止めに触れず、帽子や日よけ・日陰で直射日光を避けるよう案内しています。
1〜3歳(12〜23か月・2〜3歳)
半袖肌着・長袖Tシャツ・長ズボンに帽子で、15℃のページの薄手カーディガンが外れた形です。25℃のページでは半袖Tシャツとハーフパンツになります。紫外線については、環境省のマニュアルが衣類で覆えないところには子どもも上手に日焼け止めを使うのが効果的だとしていて、当サイトの紫外線の注意も1歳以上では帽子と日焼け止めを案内しています。
4〜6歳
半袖肌着・長袖Tシャツ・長ズボンで、15℃のページの薄手パーカーが外れた形です。表の小物に帽子はありませんが、表の小物は最小限の目安で、日差しの対策が要らないという意味ではありません。紫外線が強い日は、気温とは別に紫外線の注意を表示します。4〜6歳の帽子が表に戻るのは25℃のページからです。
着せすぎ・着せなさすぎのチェックポイント
20℃台は、日なたでは汗ばみ、日陰や曇りの日は肌寒く感じることもある気温です。表は無風ならアウターなしなので、羽織りは持ち物として考え、日陰や風で肌寒そうなときに足す使い方になります。風で体感温度が20℃を下回れば「春・秋」(体感温度15℃以上20℃未満。気温15℃前後の服装のページ)の服装になり、1〜3歳は薄手カーディガン、4〜6歳は薄手パーカーが目安です。胸や首の後ろが汗ばんでいれば、それ以上は足さないのが目安です。
室内・寝るときは室温で考えます
「室温20度」で調べている場合、気温20℃の日のこの表をそのまま室内に当てはめることはできません。表は屋外で、風も含めた体感温度の目安だからです。室温20℃は、英国のNHSとThe Lullaby Trustが赤ちゃんの寝る部屋の目安とする16〜20℃の上端にあたり、日中の保育室については、こども家庭庁のガイドライン(厚生労働省作成)が冬は20〜23℃を目安にしています。日中の室内について、室温ごとの服の枚数を示した公的な資料は見当たりません。寝るときについては、英国のThe Lullaby Trustが室温の範囲ごとに服の例(16〜20℃なら一体型のベビー服とスリーパーなど)を挙げていますが、室温と服・枚数を対応させた表は作れないとしています。
室温の目安と出典ごとの考え方は、室内・寝るときの服装のページにまとめています。
この気温の日に読みたいガイド
月齢別の服装ガイドもあわせてチェック
気温だけでなく、お子さまの月齢によっても服装の目安は変わります。気になる月齢のページもあわせてご覧ください。
出典
- 米国小児科学会 HealthyChildren.org「Tips for Dressing Your Baby」
- 環境省「紫外線環境保健マニュアル2020」
- NHS(英国)「Keeping your baby safe in the sun」
- NHS(英国)「Sudden infant death syndrome (SIDS)」
- The Lullaby Trust(英国)「Room temperature」
- The Lullaby Trust(英国)「How to dress your baby for sleep」
- こども家庭庁(厚生労働省作成)「保育所における感染症対策ガイドライン(2018年改訂版)」
- 環境省「熱中症環境保健マニュアル(高齢者と子どもの注意事項)」
よくある質問
気温20度前後の日、赤ちゃんの服装は?
日中の体感温度が20℃以上25℃未満の日は、全月齢で長袖のトップス(0〜5か月は薄手の長袖カバーオールやロンパース)が目安で、無風ならアウターはありません。0か月から3歳までは帽子を合わせます。肌着は0〜2か月が短肌着、3か月以上は半袖の肌着です。
気温20度で半袖はまだ早い?
当サイトの表では、体感温度20℃以上25℃未満の日は全月齢のトップスが長袖で、半袖のトップスは25℃以上のページからです。日なたで体を動かすと暑く感じることもあるので、汗ばんでいれば袖をまくる・1枚脱がせるなど、その場で調整してください。
最高気温20度の日、朝の送り迎えはどう着せる?
最高気温は1日のピークの値で、朝はそれより低いことが多くなります。当サイトの提案は朝・昼・夜の時間帯ごとに分かれ、朝の欄は朝の体感温度で決まるので、送り迎えの前には朝の欄を確認してください。朝の冷え込みの注記が出た日の考え方は、保育園・幼稚園の送り迎えの服装のページで紹介しています。
気温20度でも羽織りを持っていく?
表は無風ならアウターなしですが、20℃台前半は風の影響が大きく、20℃ちょうどなら風速1m/sで体感19℃になり、「春・秋」(体感温度15℃以上20℃未満。気温15℃前後の服装のページ)の服装(1〜3歳は薄手カーディガン、4〜6歳は薄手パーカー)が目安になります。一方24℃なら、風が強くても表はほとんど変わりません。日陰や風のある場所で過ごす時間が長い日は、薄手の羽織りを持っておくと調整しやすくなります。
気温20度と室温20度は同じ服装でいい?
同じとは言えません。このページの表は屋外で、風も含めた体感温度の目安です。室温20℃は、英国のNHSとThe Lullaby Trustが赤ちゃんの寝る部屋の目安とする16〜20℃の上端にあたります。寝るときについては、The Lullaby Trustが室温の範囲ごとに服の例(16〜20℃なら一体型のベビー服とスリーパーなど)を挙げていますが、室温と服・枚数を対応させた表は作れないとしています。寝るときは、胸や首の後ろに触れて暑すぎないかを確かめるよう、英国のNHSとThe Lullaby Trustは案内しています。
1歳・2歳は気温20度で何を着せる?
1〜3歳の目安は、半袖肌着・長袖Tシャツ・長ズボンに帽子です。2〜3歳には、自分で脱ぎ着しやすい服(前開き・ゆるめ)も添えて提案しています。環境省のマニュアルは暑さ対策の章で、幼児は衣服の選択や着脱の知識を十分に身につけていないため、保護者が熱を逃がしやすい適切な服装を選び、環境に応じて衣服の着脱を適切に指導するよう勧めています。
一般的な目安です。医療監修を受けたものではなく、当サイトの提案表と、公的機関・学会などが公開している情報をもとにしています。お子さまの体調や体質、かかりつけ医の指示を優先して調整してください。