気温30℃前後の赤ちゃん・子供の服装目安

このページの表は、日中(10〜16時)の体感温度が28℃以上の日の目安で、上限はありません。0〜11か月は肌着1枚、1歳以上はメッシュ肌着に半袖Tシャツとハーフパンツで(4〜6歳は肌着なしも可)、どの月齢も帽子を合わせます。気象庁の平年値では、日最高気温が28℃以上になる月は東京で7〜8月、大阪で6〜9月、那覇で6〜10月あり、札幌には平年値が28℃以上の月はありません。

月齢別の服装早見表

月齢体感温度目安(無風時)肌着トップスボトムスアウター持ち物・小物
0〜2か月30℃コンビ肌着1枚---ガーゼケット、帽子
3〜5か月30℃半袖ボディ肌着1枚---帽子、ガーゼケット
6〜11か月30℃半袖ボディ肌着1枚---帽子、薄手ブランケット(冷房対策)
1〜2歳(12〜23か月)30℃メッシュ肌着半袖Tシャツハーフパンツ-帽子、汗取りタオル
2〜3歳30℃メッシュ肌着半袖Tシャツハーフパンツ-帽子、汗取りタオル
4〜6歳30℃メッシュ肌着(または無し)半袖Tシャツハーフパンツ-帽子、水筒

この表は、日中(10〜16時)の体感温度が28℃以上の日を想定した目安です(無風なら体感温度は気温と同じです)。当サイトは体感温度または気温が28℃以上の日に熱中症の注意を表示します。風の影響は小さく見積もるため、気温30℃以上の日は風があっても表は変わりません。気温28〜29℃台で風がある日は、「夏」(体感温度25℃以上28℃未満。気温25℃前後の服装のページ)の服装になることがあります。

同じ30℃でも体感は違う理由

当サイトの提案は、気温だけでなく風も入れた体感温度で表を選びます。気温が低い日は風速1m/sごとに体感温度が約1℃下がる計算です。暖かい日は風の影響を小さく見積もり、風速8m/s以上は一定として扱います。風があっても体感温度は最大で1.6℃しか下がらないので、30℃以上の日は風で表が変わりません。気温28〜29℃台で風がある日は体感が「夏」(体感温度25℃以上28℃未満。気温25℃前後の服装のページ)の範囲に下がることもありますが、気温が28℃以上なので熱中症の注意は表示されます。

今日のお住まいの地域の天気にもとづいた体感ベースの提案もあわせて確認してみてください。

月齢別のポイント

0〜2か月

コンビ肌着1枚に帽子で、ガーゼケットを持ち物に添えます。英国のNHSは暑い日は1枚で足りることが多く、通気のよい軽い綿がよいとしていて、表の組み合わせと矛盾しません。NHSは6か月未満の赤ちゃんを直射日光に当てないよう、世界保健機関(WHO)は12か月未満の赤ちゃんをいつも日陰で過ごさせるよう案内しています。

3〜5か月

半袖ボディ肌着1枚に帽子とガーゼケットで、25℃のページから半袖ロンパースがなくなった形です。国立成育医療研究センターはベビーカーを長時間日なたに置かないよう呼びかけ、英国のNHSはベビーカーをモスリン(薄い綿の布)や毛布で覆うと熱がこもるとして注意しています。表のガーゼケットを、ベビーカーの覆いとして使うのは避けてください。

6〜11か月

半袖ボディ肌着1枚に帽子で、ボトムスもなくなります。持ち物の薄手ブランケットは表の品名どおり冷房対策で、冷えすぎた室内に入ったときの調整に使います。

1〜3歳(12〜23か月・2〜3歳)

メッシュ肌着・半袖Tシャツ・ハーフパンツに帽子で、汗取りタオルを持ち物に加えます。環境省のマニュアルは、子どもの顔が赤くひどく汗をかいているときは涼しい環境で十分に休ませるよう、また保護者が熱を逃がしやすい服装を選ぶよう勧め、一般向けには、ゆったりした服で風を通す、炎天下では黒っぽい素材を避ける、帽子は時々外して汗を逃がす、といった工夫も挙げています。2〜3歳には「汗をかいたら肌着なしも可」という一文を当サイトの提案に添えています(環境省のマニュアルの記述ではなく、当サイトの考え方です)。

4〜6歳

メッシュ肌着(肌着なしも可)・半袖Tシャツ・ハーフパンツに帽子で、水筒が持ち物に入るのはこのページだけです。こども家庭庁は、子どもは自分で体調の変化を訴えられず、服装での暑さの調節もうまくできないことがあるため、周りの大人が顔色や汗の量に気を配るよう呼びかけています。外遊びの合間に、日陰での休憩と水分補給の時間を決めておくと安心です。

着せすぎ・着せなさすぎのチェックポイント

子どもは地面に近いぶん、大人より暑い環境にいます。こども家庭庁は、大人の顔の高さで32℃のとき、子どもの顔の高さでは35℃程度の感覚になるとしています。当サイトの熱中症の注意は気温と体感温度だけで判定していて、湿度や暑さ指数(WBGT)は考慮していません。暑さ指数が33に達すると予測される日には環境省が熱中症警戒アラートを発表するので、あわせて確認してください。

室内・寝るときは室温で考えます

厳しい暑さが続くときは不要な外出を控え、冷房を積極的に使って室温が28℃を超えないように、と環境省のマニュアル(一般向け)は呼びかけ、快適に眠れる室温の上限は28℃といわれ寝具での調節は難しいため冷房が必要だとしています。熱中症警戒アラートの日も、環境省は屋内ではエアコン等を適切に使い、涼しい環境で過ごすよう呼びかけています。寝るときの服について、英国のThe Lullaby Trustは「20℃を超える部屋、または暑い天候」の見出しのもとで、暑い天候では半袖のボディ肌着1枚やおむつだけでもよいとしていますが、室温と服を対応させた表は作れないともしています。寝るときの考え方は室内・寝るときの服装のページで出典ごとに整理しています。

室温の目安と出典ごとの考え方は、室内・寝るときの服装のページにまとめています。

この気温の日に読みたいガイド

月齢別の服装ガイドもあわせてチェック

気温だけでなく、お子さまの月齢によっても服装の目安は変わります。気になる月齢のページもあわせてご覧ください。

出典

よくある質問

気温30度を超える日、赤ちゃんの服装は?

日中の体感温度が28℃以上の日は同じ表で、0〜11か月は肌着1枚(0〜2か月はコンビ肌着、3か月以上は半袖ボディ肌着)、1歳以上はメッシュ肌着に半袖Tシャツとハーフパンツ(4〜6歳は肌着なしも可)が目安です。どの月齢も帽子を合わせ、熱中症の注意を表示します。

30度を超える日に赤ちゃんと外出しても大丈夫?

外出してよいかを気温で線引きした公的機関・学会の資料は見当たりません。環境省のマニュアル(一般向け)は、厳しい暑さが続くときは不要な外出を控えるよう呼びかけています。環境省は暑さ指数が33に達すると予測される日に熱中症警戒アラートを発表し、屋内ではエアコン等を適切に使うよう呼びかけています(当サイトは暑さ指数を使っていません)。紫外線については、環境省の紫外線環境保健マニュアルが、赤ちゃんは日差しの強い9時〜15時頃を避けて朝夕の涼しい時間帯に出かけるよう勧めています。

30℃の日、水分補給以外に気をつけることは?

環境省は、東京都心で気温が32.3℃だったとき、幼児の身長にあたる50cmの高さでは35℃を超えていた観測例を紹介しています。当サイトの熱中症の注意にある「ベビーカーは地面の照り返しで+2〜3℃」は当サイト独自の注意文言で、この数字そのものを示した公的な資料があるわけではありません。ベビーカーの日よけや置き場所の注意は、ベビーカーでおでかけする日の服装のページで紹介しています。

冷房の効いた室内と外との温度差でどう調整すればいい?

室内外を行き来する日は、冷えすぎたときにすぐ羽織れる薄手のものを1枚持っておくと調整しやすくなります(表の6〜11か月の「薄手ブランケット(冷房対策)」もその用途です)。環境省のマニュアル(一般向け)は、冷房で室温を24℃を下回るほど下げると外との差が大きくなり、出入りのときに体の負担になるとしています。

日差しが強い日は服で覆う?日焼け止めは?

当サイトの紫外線の注意は、原則として気温ではなくUV指数で表示します。0〜11か月には日焼け止めに触れず、帽子と日よけ(指数8以上では日陰と日よけ)で直射日光を避けるよう促し、1歳以上には帽子・日焼け止めと日陰の利用を案内しています。環境省のマニュアルは、乳児は強い時間帯を避ける・覆うなどの工夫をすれば日焼け止めを使わなくてもよいとし、衣類で覆えないところには子どもも上手に使うとよいとしています。英国のNHSは6か月以上にSPF30以上を勧めていて、6〜11か月では案内が分かれます。

一般的な目安です。医療監修を受けたものではなく、当サイトの提案表と、公的機関・学会などが公開している情報をもとにしています。お子さまの体調や体質、かかりつけ医の指示を優先して調整してください。